ちょっと古いけど何気な大ニュースについて触れたい。ナスダックがOMXと統合、世界2位の証取グループへと5月25日付けのニュースにある。
傘下上場企業の時価総額が、東証を抜いて、NYSEユーロネクストに次ぐ世界第2位になるという点も重要なのだが、注目したいのはOMXという企業の真の実力である。
OMXについて、単に、北欧の証券取引所運営会社として捉えると、その本質を見誤る。WikipediaでOMXについての解説を読んでみると次のように書いてある。
OMXは、2003年にOM ABとHEX plcの合併により誕生し、取引所部門とシステム開発部門を有している。取引所部門は北欧とバルトの7取引所を運営しており、システム開発部門は、金融取引用システムを他の取引所に販売している。
すごいのは、このシステム部門の実力である。OMX自体のウェブサイトによると会社紹介のページに次のように書いてある。
OMXが提供するシステムは、50を超える国で、60を超える取引所、決済機構などで利用されている。取引所システムで世界のデファクトスタンダードを握っているのはOMXなのである。そのOMXがNASDAQとくっついた。この後の展開としては、ロンドン証取や東証が世界の取引所再編の中でどのように巻き込まれていくのか要注目である。
米ナスダック市場を運営するナスダック・ストック・マーケットと、北欧やバルト諸国の証券取引所を運営するOMX(本社・ストックホルム)は25日、経営統合で合意したと発表した。
ナスダックによる事実上の買収で、買収総額は約37億ドル(約4500億円)となる。両社傘下の証券取引所に上場する企業の時価総額を合計すると約5兆5000億ドル(約665兆円)となり、東京証券取引所を抜き、NYSEユーロネクストに次いで世界第2位となる。
合意によると、新会社の社名は「ナスダックOMXグループ」で、最高経営責任者(CEO)にはナスダックのロバート・グレイフェルドCEOが就く。統合後は、コンピューター・システム投資などのコストを削減し約1億ドル(約121億円)を節約するなどで、約1億5000万ドル(約182億円)の相乗効果が生じると見込んでいる。
OMXは、スウェーデンやフィンランド、リトアニアなどの証券取引所を傘下に収めている。
傘下上場企業の時価総額が、東証を抜いて、NYSEユーロネクストに次ぐ世界第2位になるという点も重要なのだが、注目したいのはOMXという企業の真の実力である。
OMXについて、単に、北欧の証券取引所運営会社として捉えると、その本質を見誤る。WikipediaでOMXについての解説を読んでみると次のように書いてある。
OMX AB (Aktiebolaget Optionsmäklarna/Helsinki Stock Exchange) is a Swedish-Finnish financial services company, formed in 2003 through a merger between OM AB and HEX plc. It has two divisions, OMX Exchanges, which operates seven stock exchanges in the Nordic and Baltic countries, and OMX Technology, which develops and markets systems for financial transactions used by OMX Exchanges, as well as by other stock exchanges. The company is a world leader in financial instruments trading systems.
OMXは、2003年にOM ABとHEX plcの合併により誕生し、取引所部門とシステム開発部門を有している。取引所部門は北欧とバルトの7取引所を運営しており、システム開発部門は、金融取引用システムを他の取引所に販売している。
すごいのは、このシステム部門の実力である。OMX自体のウェブサイトによると会社紹介のページに次のように書いてある。
OMX integrated technology solutions span the transaction chain enabling efficient securities transactions for more than 60 exchanges, clearing organizations and securities depositories in over 50 countries.
OMXが提供するシステムは、50を超える国で、60を超える取引所、決済機構などで利用されている。取引所システムで世界のデファクトスタンダードを握っているのはOMXなのである。そのOMXがNASDAQとくっついた。この後の展開としては、ロンドン証取や東証が世界の取引所再編の中でどのように巻き込まれていくのか要注目である。
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