セゾン投信株式会社という運用会社がある。株式会社クレディセゾンの100%子会社で、営業を始めたのは2007年2月19日とつい最近だ。
この運用会社の特徴は、扱っている商品がファンドオブファンズという形式の投資信託であること、その投資信託に組み入れられているファンドが厳選されていること、の2点である。会社からのあいさつ文には次のような言葉がある。
そして、今のところ用意されているファンドは2本のみである。
このあいさつ文、そしてファンドのラインナップから読み取れるのは、セゾン投信という運用会社が個人の長期的な資産形成について、真摯に、誠実に取り組もうとしているということである。ファンド自体のコストが非常に低く抑えられており、買い付け手数料がかからない所謂ノーロードファンドであり、信託報酬率も0.567%(セゾン資産形成の達人ファンド)とかなり低い水準である。また、組み入れられているのが、バンガード社のファンドとさわかみ投信のファンドであり、両社ともに投資家に対する誠実な姿勢と良好な運用実績により巨大な運用額を誇るまでに成長した本格的な運用会社である。これら2社と提携しながら運用ビジネスをやっていこうという姿勢からも、セゾン投信の真面目さを読み取ることができる。
しかし、セゾン投信の姿勢や方針が素晴らしいことはわかったが、個人投資家がセゾン投信のファンドを購入した方がいいかというと話は別だ。僕ならば、セゾン投信のファンドは絶対に購入しない。なぜなら、ファンド・オブ・ファンズという形式が抱える決定的な弱点があるからだ。すなわち、ファンドの投資先のファンドでも手数料がかかってしまっており、実態の手数料は表面上の手数料率よりはるかに高いのである。
たとえば、セゾン資産形成の達人ファンドの組み入れファンドのひとつにさわかみファンドがあるが、さわかみファンドの信託報酬率は1%である。理解のために、単純化して話をすると、トータルの手数料は0.567%+1%=1.567%になっているのである。1.567%でも、巷に溢れるぼったくり投信よりもましだ、という声もあるかもしれない。しかし、個人の資産運用において大事なことは不要な手数料に気をつけ、徹底的に損失を避けることである。さわかみファンドは、セゾン投信のファンドを利用しなくても、個人が直接投資することが可能である。セゾン投信に毎年0.567%ものコストを払わなくても、さわかみ投信の運用効果を享受することが可能だ。逆の言い方をすると、セゾン投信に毎年0.567%ものコストを払ったところで得られるメリットというのは非常に限られている。
この運用会社の特徴は、扱っている商品がファンドオブファンズという形式の投資信託であること、その投資信託に組み入れられているファンドが厳選されていること、の2点である。会社からのあいさつ文には次のような言葉がある。
私たちセゾン投信がお客様に提供する投資信託商品は、ファンド・オブ・ファンズという形式の、複数のファンドを組み入れて分散投資するファンドです。組み入れる対象のファンドは、「投資理念が明確であること」「すぐれた運用実績を有すること」などを基準に、私たちセゾン投信が厳選いたします。そして、それらのファンドの動きをしっかりとフォローしてまいります。 また、お客様が負担される手数料などのコストはできるだけ低くおさえて、お客様の長期的な資産形成のお役に立てるようにつとめてまいります。
そして、今のところ用意されているファンドは2本のみである。
このあいさつ文、そしてファンドのラインナップから読み取れるのは、セゾン投信という運用会社が個人の長期的な資産形成について、真摯に、誠実に取り組もうとしているということである。ファンド自体のコストが非常に低く抑えられており、買い付け手数料がかからない所謂ノーロードファンドであり、信託報酬率も0.567%(セゾン資産形成の達人ファンド)とかなり低い水準である。また、組み入れられているのが、バンガード社のファンドとさわかみ投信のファンドであり、両社ともに投資家に対する誠実な姿勢と良好な運用実績により巨大な運用額を誇るまでに成長した本格的な運用会社である。これら2社と提携しながら運用ビジネスをやっていこうという姿勢からも、セゾン投信の真面目さを読み取ることができる。
しかし、セゾン投信の姿勢や方針が素晴らしいことはわかったが、個人投資家がセゾン投信のファンドを購入した方がいいかというと話は別だ。僕ならば、セゾン投信のファンドは絶対に購入しない。なぜなら、ファンド・オブ・ファンズという形式が抱える決定的な弱点があるからだ。すなわち、ファンドの投資先のファンドでも手数料がかかってしまっており、実態の手数料は表面上の手数料率よりはるかに高いのである。
たとえば、セゾン資産形成の達人ファンドの組み入れファンドのひとつにさわかみファンドがあるが、さわかみファンドの信託報酬率は1%である。理解のために、単純化して話をすると、トータルの手数料は0.567%+1%=1.567%になっているのである。1.567%でも、巷に溢れるぼったくり投信よりもましだ、という声もあるかもしれない。しかし、個人の資産運用において大事なことは不要な手数料に気をつけ、徹底的に損失を避けることである。さわかみファンドは、セゾン投信のファンドを利用しなくても、個人が直接投資することが可能である。セゾン投信に毎年0.567%ものコストを払わなくても、さわかみ投信の運用効果を享受することが可能だ。逆の言い方をすると、セゾン投信に毎年0.567%ものコストを払ったところで得られるメリットというのは非常に限られている。
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